フィギュアをシリコンで型を取って複製する!お試し編
今フィギュアを作ろうとしています。
シリコンで型を取って樹脂で作ります。
とりあえず練習のため一通りやってみました。
今回試しに型を取ってみたのはこちら。
ガチャガチャの小さい球です。
まず、この型取りブロックを使って囲いを作ります。
で、下に油粘土を敷いて、画像のようにしてやります。
ちょうど半分くらい埋まる感じで。
後ではめ込む用の小さな穴をたくさん凹ませておきましょう。
粘土は一応造型用の油粘土を買ってきました。安いです。
ここに、シリコンを流し込むわけですが、まず離型剤を塗ります。
これでもかというようにたっぷり塗るのがコツです。
スプレーのものを買いましたが、液体のものもあるようです。
そして、シリコンはこちら。
はかりを使ってシリコンと硬化剤を厳密に混ぜましょう。
流し込みます。
出来るだけ高いところから細く流し込んでいくのがコツです。
20分で硬化が始まるのであまりゆっくり出来ません。
そして完全硬化まで8時間待ちます。
すると・・・
片面完成!
次は反対の面を作ります。
ひっくり返して型にはめます。
同じように、離型剤をたっぷり塗って、シリコンを流し込みます。
ほんと離型剤はたっぷり塗りましょう。
で、同じく完全硬化まで8時間待ちます。
型から外すとこんな感じ。
いい感じです。
そして、樹脂を入れていくわけですが、
上の画像の赤丸のように、空気穴と樹脂を入れる穴をナイフで削って作ります。
そして、流し込む樹脂がこちら。
とりあえずホワイトのものを買いました。
これもA剤とB剤を1:1で厳密に計ってまぜて、先ほどあけた穴から流し込みます。
硬化開始まで2分程度しかないので、この作業は早さが勝負ですが、丁寧に素早く流し込みます。
型を輪ゴムやマスキングテープで固定したほうが良かったなと思いました。
硬化まで30分ほど待ちまして、
そしてついに・・・
完成!
いい感じです。
薄いので少しやわかいかな?
もっと硬い樹脂とかもあると思います。
プラモデルで鍛えたゲート処理を行い
はめ込みも出来ます!
初めてなのに空気も入っていないし結構いい感じで満足です。
■感想
・シリコンの硬化時間は長いですが、樹脂の硬化時間は短いので量産は結構いけそう。
・離型剤はたっぷり塗りましょう
・シリコンも樹脂も混ぜた後は素早く丁寧に。特に樹脂は硬化開始までが短いので時間との勝負です。
・薄いものの型を取るときはシリコンの余白部分を大きめにした方が形が安定して出来そうです。
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現在原型を作っているオリジナルフィギュアがこちら。
ご期待あれ。