WPF の入門のため「エッセンシャルWPF」を読んだ
Form での Windows アプリの開発は C# 2.0 くらいの時代から触っていたと思うので、かれこれ10年近く触っている。
WPF は先駆けの時に少し触った記憶がある程度でピンときていなかった。
ので入門。
WPF のチーフアーキテクトである Chris Anderson が書いた本。
- 作者: Chris Anderson,星睦
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2007/10/31
- メディア: 大型本
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WPF で何が出来るか一通り書かれているのと、チーフアーキテクトが書いたというだけあって設計思想について結構書かれている。
主に設計思想の話がとても興味深くて面白く読めたが、初めてアプリを作り始める人には少し敷居が高い本かもしれない。
Windows 8 の思想とも絡んでるなーと思った。
設計とか興味ない人もしくは WPF 初めての人は他のもっと易しい本が色々あると思うので、まずそっちを読んだ方が良さそう。
設計について以外の所は流し読み。
マルチメディアとか描画周りとか Form に欲しかったものもある。
3D については本気でいじるのは無理そうなので、ゲームつくる時は大人しく GL か DirectX を使おう。
今まで持っていた勝手な印象に比べて、全然筋は良さそう、というかカッコいい UI (限度はあるけど)のアプリを楽に作りたい場合は WPF 一択な気分。
が、Form が手に馴染みすぎているので自分が使うには UI を頑張りたい時か Windows8 アプリを作る時くらいかなー。
結論として、
・基本的に普通にツール作るときは Form。
・Windows8 アプリ作る時、UI 頑張りたい時、もしくは 3D、マルチメディアを"軽く"使いたいアプリの時は WPF。
・3D グラフィクス普通に使ったアプリ開発は Form + GL。
という気持ち。